第二新卒の転職活動について

転職市場では第二新卒という言葉がありますが、第二新卒とは一体何でしょうか。
第二新卒とは、学校の種類を問わず学校を卒業して初めて就職した人です。
就職後1年～3年未満で退職して転職しようとしている人達の事です。
あるデータでは、大学や短大を卒業して働き始めた人の３割から４割が３年以内に仕事を辞めてしまうようです。
このような動きが珍しくなくなるにつれ、第二新卒という言葉ができ、そこを対象とした求人の動きも出てきました。
現在では、転職の現場でも第二新卒という言葉は独立した１つのカテゴリとなり、受け皿としての求人も増加しています。
ただし、基本的な枠組みはありますが、第二新卒とはどういった人を指すのか曖昧なままでいるという方もいるようです。
自分が第二新卒であると間違って思い込んでいる人もいます。
求人と求職の条件がそもそも合致していなかったため、採用可能性がほぼない会社に応募してしまったという状況も発生しています。
社会人経験が１年～３年ある方が第二新卒なので、卒業後から就職まで留学やその他の活動による空白期間がある方や卒業時期が秋だったという方は第二新卒とは見なされないことに注意をしてください。
このような方々の場合は、個々人の状況によって新卒、フリーター等のカテゴリーに分類され、第二新卒者を募集する企業の採用条件外とされるようです。
転職活動を第二新卒者として行う場合、第二新卒に該当するかどうか、自身をもう一度チェックするといいでしょう。